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治療用切削器具の消毒滅菌をしています

2020年6月11日

歯医者さんの治療の器具で、歯を削る器械がありますよね

あの、キュイーンっていうやつです。ダービンって言います

そのほかに、入れ歯などを削る、もう少し音の小さい体側回転の者もあります

今日は、そのような削る器械(よくドリルなんて言いますが…)の消毒方法についてお話しします

新聞などでもたまに取り上げられますが、今でも多くの歯医者さんでは、ひとりの患者さんが終わると、先をアルコールなどでチョット拭いただけで、次の患者さんに使用します

それでは、止めた時の陰圧で、器械の内部に細菌が吸い込まれて残るそうです

それを滅菌消毒するために、神田歯科医院では、患者様ごとに切削器具を交換して、消毒しています

これがオイルライザーという機械です

切削器具の先を外して

オイルライザーの中に入れます

100度以上のオイルの中で5分ほど過熱して、内部の細菌を死滅させます

その後に再度オイルを注入して、から回しして内部の汚れを吹き飛ばしてから

ひとつづつパッキングして、紫外線保管庫で保存します

治療の時には、この袋を破って使用します

今でも半数以上の歯医者さんは、切削器具も使いまわししているようです

当院では患者様おひとりごとに必ず滅菌消毒していますので、ご安心ください

その他の消毒環境についても、段々にお話ししていきたいと思います

 

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