よくある質問

よくある質問

保険診療について

前歯の治療は保険がきかないのですか?

いいえ、そんなことはありません。私が歯科医師になった20数年前には、前歯のブリッジは保険がききませんでした。しかし、材料に制限はありますが、現在はほとんどの治療は保険で治すことができます。審美性や耐久性で保険治療ではご満足いただけない場合に、保険外の治療をお選びいただければよいと思います。

前歯の治療は痛いって聞いたのですが?

奥歯にくらべて前歯の治療が特別痛いということはありません。前歯でも奥歯でも、深い虫歯を麻酔無しで削れば痛いですし、浅ければ痛くありません。たぶん、昔は前歯の治療には、麻酔をしないことが多かったのでしょうね。当院では、痛みの予想される治療には局所麻酔を行なってから治療いたしますので、前歯でも痛くなく治療できると思います。

入れ歯を作った後、半年間は治療ができないと聞いたのですが?

健康保険の場合、入れ歯を作った後、半年間は新しく入れ歯を作ることができません。(他院で作った場合もできません)
しかし修理はできますので、調子が悪くなった入れ歯の調整や修理は保険でできます。新しく作れないだけで、治療はできますのでご安心ください。自費治療の入れ歯の場合は保険のルールは関係ないので、新しく作ることは問題ありません。

クラウンやブリッジなどの金属は、何年かに一度取り換える必要があるのですか?

いいえ、問題がなければ取り換える必要はありません。機械部品のように耐用年数が決まっているわけではありません。しかし、新たに虫歯が入る場合もありますし、噛み合わせの変化もあります。特に神経を取ってある歯は痛みが出にくいので、少し悪くなっても自覚症状が出ないため、手遅れになる場合もあります。悪くなった場合は早く治す必要がありますので、定期的な健診をするとよいでしょう。

他の歯医者で前歯は保険がきかないから治療費は○十万かかると言われた

これはよく言われますね。しかし、診療室ではなくで、プライベートで知り合った方によく言われます。
同じ病態でも必ず何種類かの治療法が考えられます。もちろん、審美性や快適性、耐久性などで特別なご要望がなければ、健康保険での治療法もあります。
私は、高額な治療法も考えられる場合でも、必ず保険治療もあわせてご提案して、いくつかの治療法の中から患者さんに選んでいただけるようにしています。
いきなり○十万とはちょっと乱暴な話ですね。あくまで治療の選択権は患者さんにあると思います。そのために、我々は新しい治療法を日々勉強して、患者さんの選択肢を増やす努力をしているわけです。

お酒を飲む人は麻酔が効きづらいと聞いたのですが?

これも昔からよく言われていますけれども、決してそんなことはないと思います。
麻酔薬も良くなっていますし、麻酔の効きづらい場所は電動注射器なんていう便利なものもありますので、私はお酒を飲む人だから麻酔が効きづらいといった経験はないですね。
酔っぱらった状態で麻酔が効きづらいかどうかは、わかりません。お酒に酔った状態で歯医者の治療は受けませんものね。

親知らずは抜かなくてはいけないのですか?

親知らずとは、第三大臼歯のことです。三番目に生えている大臼歯という意味ですね。
上下きちんと生えていて、問題なく使っているのでしたら、抜く必要はありません。
ただ、現代人は顎が細いので、親知らずの生えてくる場所がなくなってしまい、中途半端なところで止まったり、腫れたり、虫歯になりやすかったりします。そのため、結果的に抜かなくてはならない場合が多いのです。

親知らずを抜くのは大変だと聞いたのですが?

全部が大変なわけではありません。上顎の親知らずで、口の中に見えている状態でしたら、他の抜歯と変わりません。ただ、下の親知らずで、歯肉の中にもぐっているような場合は、大変なことがあります。必ず術前にレントゲン撮影をしますので、前もってある程度は、抜歯の難易度はわかります。

親知らずを抜くといっぱい腫れると聞いたのですが?

術後のはれと痛みは、ある程度、傷の深さと大きさによります。親知らずの抜歯でも、簡単な抜歯でしたら、ほとんど腫れない場合が多いです。しかし、難しい抜歯の場合、ある程度の腫れは、みられると思ったほうが良いかもしれません。また、下の親知らずの抜歯のほうが上に比べて腫れ易いようです。ただ、個人差もかなりありますので、必ず腫れるというわけではありません。
よく患者さんには、抜歯後1週間程度は、腫れが残る可能性があるので、旅行の直前だとか、大事な用事の直前には親知らずの抜歯の予定は入れないほうがいいですよ、とはお話しします。

親知らずのまわりが腫れていたいのですが、すぐに抜いてもらえますか?

親知らずのまわりは、歯肉にばい菌が入りやすいので、腫れて痛むことがあります。
しかし、虫歯の痛みでしたら、抜けばすぐに痛みはなくなるのですが、ばい菌が入って腫れた痛みの場合は、抜いてもすぐには治らないで、もっと痛くなってしまうことが多いです。また、腫れている歯肉の歯を抜歯することにより、血液中にばい菌が大量に入ってしまうこともあります。そのため、すぐに抜くのではなく、抗生物質等で腫れをひかせてから抜くのが一般的です。

訪問歯科治療について

訪問歯科診療(往診)の場合、何か用意するものはありますか?

往診を始めた10年前には、機材もあまりなく色々と苦労した覚えがあります。しかし、経験を積むことにより、現在では必要な機材は過不足なく往診先まで持っていけるようになりました。(訪問診療の項目をご覧ください)
必要なものはすべて持っていきますので、訪問先でご用意いただくものはありません。
健康保険証と、もしお手元にお持ちでしたら、介護保険証、お薬の説明書をご用意いただければ結構です。

訪問歯科診療(往診)は、何処に頼めばいいんですか?ケアマネージャーを通さないと頼めませんか?

当院に直接お電話ください。
ケアマネージャー様には、当院より連絡させていただきます。

老人ホーム、老人施設に入居中、または病院に入院中でも往診に来てもらえますか?

もちろん伺うことができます。当院に直接ご依頼いただければ結構ですが、ホーム、施設、病院の方にも、お伝えしておいて下さい。

介護保険の認定を受けていないのですが、往診してもらえますか?

大丈夫です。

わざわざ治療に来てもらうのは悪いような気がするのですが?

往診に行くと、歯科で往診ができることを知らなくて何年も我慢していた方が多いことに驚きます。
歯医者はみんな嫌いですよね。私も自分が治療されるのは嫌いです。虫歯になっても歯医者に行かない人もいますよね。(私の口の中には虫歯はないですよ)
でも、歯を治したくても、往診という制度があることを知らないために我慢している方が多いのには、本当に残念に思います。
歯科の往診は、健康保険で治療できます。つまり、特別な治療ではなく、だれでも受けられるべき治療なわけです。
まだ歯科で往診が可能なことをご存じの方は少ないようです。医科の往診のように、歯科の往診も常識になればいいなあと思っています。
実を言うと、歯科でも往診が可能だということをもっと知ってもらいたいというのが、このホームページを開設した大きな理由のひとつです。
どうぞご遠慮なくご相談ください。

矯正治療について

歯列矯正は何歳ごろから始めればいいのでしょうか?

永久歯への生え換わりは、小学校低学年に前歯が、小学校高学年から中学生にかけて横のほうの歯が生え換わります。そのお子様の状態によって、生え換わりのどの時期に矯正治療をスタートするべきなのかは変わってきます。
ご心配でしたら、まず、小学校低学年の時期に上下の前歯が4本ずつ生え換わりますので、その時期に見せてください。当院では相談料は無料です。お気軽にご相談ください。

矯正治療は痛いですか?

痛いほどの強い力で押しても、歯は動きません。(指で強く押しても歯は移動しませんよね。)持続的な弱い力をかけていると、だんだん歯が移動していきます。麻酔や痛み止めが必要ない痛みはありません。ただ、ゴムや針金で弱~い力をかけますので、締め付けられているような不快感はあります。2~3週間に一度の割合いで器具の調整に来ていただくのですが、2~3日で慣れるようです。

矯正治療は子供だけのものですか?

成人でも矯正治療は可能です。
しかし、大人の場合、子供より骨がかたいので、少し治療期間が長くなる場合があります。

歯並びをきれいにする方法は、どんなものがありますか?

矯正治療は、針金やゴムを使って、歯を移動させて歯並びを良くする方法です。また、成人で、短期間で治したい方や、矯正装置の針金を使うのが嫌な方は、審美歯科の技法を使って治す方法があります。
その方の時間的希望、治療中の見た目などの審美性、ご予算などにより、ご希望に合う方法で治療法を選んでいただければよいと思います。

ホワイトニングについて

ホワイトニング(歯の漂白)は痛いですか?

ホワイトニングは、歯を削らずに白くする方法ですので、通常痛みはありません。
たまに、患者さんによっては、知覚過敏症状がみられる場合があります。当院では、低濃度の漂白剤を使って時間をかけてホワイトニングを行いますので、ほとんど知覚過敏は見られません。薬剤に敏感な方は、毎日ではなく一日おきに漂白剤を使うとか、知覚過敏用を抑える薬を併用してホワイトニングを行えば、問題ないようです。

ホワイトニングで差し歯も白くなりますか?

ホワイトニングは、ご自分の歯を白くする方法です。残念ながら、人工の差し歯やレジン充填(プラスチックの詰め物)は白くなりません。
色の変わった差し歯を治すには、取り換えるしかありません。
ホワイトニング以外で歯を白くする方法は、保険のレジン充填や保険適応の差し歯から、オールセラミッククラウンまで、数種類の治療法があります。変色の程度やご予算に合わせた治療をお選びいただけますので、お気軽にご相談ください。

ホワイトニングどのぐらいもちますか?

一般に、ホワイトニングをした歯は、3年ぐらいでまた色が付いてくると言われています。ホームブリーチングの場合は、再度漂白することが可能です。その場合は、最初のホワイトニングより短い時間で、(およそ1から2週間)、また白い歯を取り戻すことができます。マウスピースは前回と同じものが使えますので、薬剤費だけ(1万円程度です)頂ければ、再度ホワイトニングできます。

どんな色の歯でもホワイトニングできますか?

残念ながら、ホワイトニングには限界もあります。加齢現象や紫外線の影響で黄ばんできた歯には、かなり効果的です。状態によっては、あまりホワイトニングの効果が期待できない場合もあります。そのような場合は必ず事前にご説明いたしますが、オールセラミックなどの適応になる場合もあります。

インプラント治療について

インプラント治療は、痛いですか?

インプラント治療の場合、人工歯根を埋入するのに外科処置を伴います。もちろん局所麻酔をしますので、術中に痛むことはありません。術後の痛みは、痛み止めを飲めば大丈夫な範囲の痛みだと思われます。

睡眠時無呼吸症候群について

睡眠時無呼吸症候群は歯科医院で治るのですか?

睡眠時無呼吸症候群は、医科で治す病気です。睡眠時無呼吸症候群を治すのにはいくつかの治療法があります。
歯科で作るマウスピースは、その中の治療法の一つです。検査や治療方針の決定、治療校歌の判定などは、専門のお医者さんが行います。
もちろん専門医との連携はとれていますので、睡眠時無呼吸症候群でお悩みの方は、当院にご相談いただければ、専門の医療機関を紹介のうえ、必要に応じてマウスピースをおつくりすることになります。まずは一度ご相談ください。

いびき治療と睡眠時無呼吸症候群の治療はどう違うのですか?

このマウスピースは、もともと睡眠時無呼吸症候群の治療用に開発されたものです。しかし、作用機序が同じため、いびきの防止にとても効果があります。
健康保険は病気を治すための保険ですので、睡眠時無呼吸症候群の治療のため製作するのには健康保険が効きますが、いびきは病気ではないので、いびきのみを目的に製作すると保険適応外となります。
いびきのひどい方は睡眠時無呼吸症候群も伴っている場合が多いので、医療機関での検査をお勧めします。

小児歯科について

子供の歯はどうせ抜けてしまうのだから、治療しなくても良いのではないのですか?

子供の歯もきちんと治療しておかないと、大人の歯に悪影響が出る場合があります。
まず、子供の歯が虫歯で崩れると、奥の歯が寄ってきて、大人の歯が生えるスペースが狭くなってきます。そのため、将来的に、永久歯の歯並びが悪くなる可能性が高くなります。
また、乳歯の虫歯を放置しておくと、お口の中に虫歯菌がいっぱいいる環境になりますので、永久歯が生えてきた後に、虫歯になりやすくなります。

子供の歯に、虫歯予防のフッ素を塗ってもらえますか?

はい、フッ素塗布は行っております。一回1000円程度です。

子供の歯の虫歯予防のフッ素は、どのぐらいの間隔で塗ったらよいのですか?

厳密に言うと、そのお子様のお口の中に虫歯菌がどのぐらいいるかを調べます。また、唾液の性質を調べて、虫歯に対する抵抗性を検査します。
それによって、そのお子様の虫歯のなりやすさが分かるので、その検査結果に基づいて、予防プログラムを考えて、フッ素塗布の間隔を決めていきます。
(虫歯のなりやすさの検査は、2625円です。唾液を調べる検査ですので、無痛です)
しかし、虫歯の検査は保険がきかないですし、最近は虫歯の多いお子様も少ないので、検査なしでフッ素を塗る方も多くいらっしゃいます。
それほど虫歯の多くないお子様でしたら、半年に一回程度が目安になるでしょう。

フッ素は何歳から塗り始めたらよいのでしょうか?

乳歯は生後半年ぐらいから生え始めます。そして3歳ごろまでに全部の乳歯が生えそろいます。また6歳ごろから、永久歯が生え始めます。
歯は生え始めたばかりが、いちばん軟かかくて、虫歯になりやすいと言われております。生え始めたら、歯科医院に相談に行ってみましょう。

子供が泣いて治療できないかもしれないのですが、連れて行ってもいいですか?

もちろん大丈夫です。当院では、緊急の場合を除き、治療を怖がるお子様を、最初から押さえつけて治療することはしないようにしています。お子様が歯科治療をできるようになるまで、少しずつ歯科治療に慣らせるようにして、無理なく治療をするようにしています。もちろん、いつまでも暴れて治療が全く不可能なお子様の場合は、(ほとんどどういうお子様はいませんが)、専門の医療機関に紹介する体制は整っております。
なかには、虫歯が悪化しないように応急処置だけをして、本格的な治療は半年ぐらい待つお子様もいます。いろいろな個性のお子様がいます。遠慮なくご相談ください。

審美歯科について

ウェディングの日にちが決まったのですが、それに合わせて歯をきれいにできますか?

最初に、何月何日までにきれいにしたいと言っていただいたほうが、助かります。特にウェディングの場合は、急に決まる場合も多いので、時間があまりないことも多いですから。
ウェディングは期限がはっきり決まっていますので、それに合わせた治療法をご提案させていただき、治療法が決まったら、それに合わせて、先までの診療の予約を決めてしまうことも可能です。

ウェディングの機会に歯をきれいにしたいのですが、何か月前に行けばよいですか?

治療の内容にもよりますが、3から4カ月ほど前に来ていただければとは思います。しかし、時間がなくても、なるべくご要望にお応えできるように致しますので、ご遠慮なくご相談ください。