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レントゲンのご紹介(パノラマレントゲン)

2020年5月24日

これはパノラマX線写真といいます。歯医者さんでご自分のものをご覧になった方も、多いと思います。
顔を正面から撮影したものですが、ただ正面から写すと平面になってしまうので、顔の丸みに沿って、グルっと写るようになっています。
ですので、奥歯まで綺麗に並んで写っているのが、お分かり頂けると思います。

一度に全体を見ることができることや、歯だけでなく、顎の骨や鼻の方(副鼻腔など)や顎の関節まで見ることができます。

全体を見ることはできるのですが、個々の歯を細かく見るのには少しシャープさが足らない場合があります。その場合は、デンタルレントゲンという、お口の中にフィルムを入れて撮る、小さなレントゲンを撮影することもあります。

パノラマレントゲンの場合は、口の中にフィルムが入らないので、お口の奥にものが入って、ゲッとなることはありません。(嘔吐反射といいます。私も苦手です)

当院ではデジタルレントゲンになっていますので、従来のレントゲンに比べて、被曝量が1/6程度と少なくなっています。
歯科医療の進化により、より安全な治療が受けられるようになってきました。
これからも、いろいろな器材をご紹介していきます。

ちなみにこの写真のモデルは、歯科医師国家試験に合格したばかりの大学病院の研修医に許可を受けました。
親知らずが1本無いですね。この方は生まれつき足りないようです。先天欠損といいます。 そんな話も、だんだんにご紹介します

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