歯医者さんの治療の器具で、歯を削る器械がありますよね
あの、キュイーンっていうやつです。ダービンって言います
そのほかに、入れ歯などを削る、もう少し音の小さい体側回転の者もあります
今日は、そのような削る器械(よくドリルなんて言いますが…)の消毒方法についてお話しします
新聞などでもたまに取り上げられますが、今でも多くの歯医者さんでは、ひとりの患者さんが終わると、先をアルコールなどでチョット拭いただけで、次の患者さんに使用します
それでは、止めた時の陰圧で、器械の内部に細菌が吸い込まれて残るそうです
それを滅菌消毒するために、神田歯科医院では、患者様ごとに切削器具を交換して、消毒しています
これがオイルライザーという機械です
切削器具の先を外して
オイルライザーの中に入れます
100度以上のオイルの中で5分ほど過熱して、内部の細菌を死滅させます
その後に再度オイルを注入して、から回しして内部の汚れを吹き飛ばしてから
ひとつづつパッキングして、紫外線保管庫で保存します
治療の時には、この袋を破って使用します
今でも半数以上の歯医者さんは、切削器具も使いまわししているようです
当院では患者様おひとりごとに必ず滅菌消毒していますので、ご安心ください
その他の消毒環境についても、段々にお話ししていきたいと思います