歯周病除菌治療(歯周内科治療)

歯周内科

歯周病除菌治療(歯周内科)とは?

神田歯科医院の歯周病除菌治療は、薬で治す、まったく新しい歯周病治療です。
お口の中の歯周病菌に注目した最新の治療法です。

歯医者さんはハミガキをして歯周病を治しましょう
と言うけれど、毎日ハミガキをしているのに、
なぜ歯周病が治らないのでしょうか?
それは、歯周病は細菌による感染症だからです。

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感染症なら、風邪やインフルエンザのように薬で
治すことができるのではないでしょうか?
このように、まったく新しい考え方の治療ができました。
それが、歯周病除菌治療(歯周内科治療)です。

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歯周病除菌治療の進め方(とても簡単です)

1回目

顕微鏡を使って歯周病菌の確認をします。

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飲み薬とカビ菌を殺す歯磨き剤で、歯周病菌を殺します。

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2回目

歯石を取ってクリーニングをします。
国家資格を持つ歯科衛生士が施術します。
歯科助手による無資格診療はありませんので、安心して治療が受けられます。

3~8回目

必要に応じて、歯周ポケットの深い所などの
歯石を取ります。
また、無痛レーザーによる歯肉ポケット内の
殺菌を行う場合もあります。

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定期メンテナンス

実は、歯周病の治療は、症状が消えてからが大切です。
歯周病は慢性疾患なので、症状が消えても再発の危険があります。歯周病菌の再感染の危険もあります。
再度の症状悪化を防ぐために、1~3か月ごとの定期メンテナンスをお勧めしています。

健康保険のルールでは「メンテナンス」や「定期検診」は保険が適応されません。
しかし当院は、厚生労働省の「かかりつけ機能強化型歯科診療所」の施設基準をクリアーしていますので、定期的なメンテナンスが健康保険で対応できます。

なぜ歯周病菌の除菌が必要なのでしょうか?

人の口の中には、900種類以上の細菌がいると言われています。
最近の研究では、その中の30~40種類の細菌が、歯周病菌を引き起こす原因菌であることがわかってきました。

当院の顕微鏡で確認できる歯周病菌のうち代表的なものは、

正常細菌叢

歯周病の無い健康な方の口腔内細菌動画です。
お口の中は、無菌ではないことがお分かりいただけると思います。

トリポネーマ

代表的な歯周病菌です。らせん状の菌が動いているのが見えます。

口腔内アメーバ

ゆっくり動いているのが見えます。

トリコモナス

原虫に分類されます。重度の歯周病の方のお口に、たまに見られます。

歯周病菌は、人が生まれつき持っている最近ではありません。唾液を介して接触で感染しますので、同居している家族の間では特にうつりやすくなります。
歯周病除菌治療(歯周内科治療)を行う場合は、ご家族もご一緒に歯周病の細菌検査を受けられることをお勧めいたします。

歯周病の原因が歯周病菌によるということは、歯周病菌がお口の中にいっぱいいる人は歯周病が進みやすく、歯周病菌が少ない人は歯周病になりにくいということが言えます。
つまり歯周病とは、ハミガキが下手だからとか、歳を取ったからなる病気ではなく、歯周病による感染症と考えるべきなのです。

お口の中の細菌は、常在菌と言って、他の悪い菌が体の中に入ってこないように守っているという面もあります。お口の中を全くの無菌にしてしまうと、常在菌以外の悪い菌が体に入ってきてしまうからです。
そこで、常在菌の中でも歯周病菌を減らして良い菌を(善玉菌)増やしましょう、という治療が、歯周病除菌治療(歯周内科治療)です。

それでは、なぜ今でも、ほとんどの歯医者さんが、ハミガキだけで歯周病を治そうとしているのでしょうか?
それは、歯周病菌を確認する手段を持たないからです。
当院では、最新の顕微鏡でお口の中の細菌をします(無料です)。これは、位相差顕微鏡と言って、細菌を生きたままパソコン画面上で、約4000倍に拡大して観察することができますお口の中の汚れを少し取り、細菌を確認します。5分程度でできる、痛くない検査です。

治療にかかる料金

神田歯科医院では、なるべく健康保険の範囲内で治療を行うようにしています。
歯周病検査、レントゲン検査、顕微鏡検査、飲み薬投与(抗生物質)、クリーニング(歯石除去)、定期検診、定期メンテナンス等の基本的な治療は健康保険内の範囲で治療いたします。

保険以外の治療
位相差顕微鏡検査…無料
カビ菌を殺菌するハミガキ剤…2,160円
無痛レーザーによる歯周ポケット内細菌(オプション)…2,700円(1回)
リアルタイムPCR法による歯周病菌の遺伝子検査(オプション)…21,600~32,400円

歯周病と全身の関係

歯周病と全身疾患との関係がわかってきました。
糖尿病、心臓病をはじめ、様々な疾患が、お口の中の病気と関連していることがわかってきました。

歯周病で歯肉が腫れた状態で出血していると、出血している敗れた毛細血管から、お口の中のばい菌が血液の中に侵入して、全身に感染します。それにより、全身の臓器に悪影響が及ぼされます

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この写真のように、歯肉が腫れているときは出血しやすい状態になっています。
お口の中には悪い細菌が多くいますので、乱暴にハミガキをして出血をさせると、細菌が血管に乗って全身に回ってしまいます。(これを菌血症と言います)
古い知識の先生は、「歯周病の出血は悪い血だからどんどん出すように」と指導していましたが、それではどんどん血液の中にバイ菌が入ってしまいます。

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歯肉が腫れている状態のときは、出血をしないように、柔らかい歯ブラシで、丁寧に汚れを取るようにします。(腫れていてもハミガキは必要です)
そして、位相差顕微鏡で歯周病菌を確認した後、クスリで歯周病菌を除菌して歯肉の腫れと出血がなくなった後に、硬めの歯ブラシでしっかりハミガキをしたり、歯肉のマッサージを行います。

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これは、献血をする際に配布されるパンフレットです。
「以下に該当する方は献血をご遠慮ください。」と書いてあります。
感染症を持っている方などのほかに、「この3日間に出血を伴う歯科治療(抜歯・歯石除去等)を受けられた方」とあります。
つまり、歯肉から出血のある方の血液には、口腔内の細菌が入っているということが、医科の世界でも常識となっているわけです。